鼻炎薬の眠気対策について。

第二世代抗ヒスタミン薬が流通するようになりまして随分たちますが、ヒトにより眠くなる方も多いようですね。

抗ヒスタミン薬は体の化学物質ヒスタミンを抑える役割があり、これを飲むことで鼻水やくしゃみなどの症状を緩和させる力があります。

ところが一方では、効果が強まると眠くなるという副作用があり、薬の効果はそのままでありながら眠くならないという薬が研究されてきました。

そうしてできたのが、アレグラ(フェキソフェナジン)などの第二世代抗ヒスタミン薬になるというわけです。

一見すると、アレグラを飲んどけば良いのかという書き方になってしまいましたが、こちらを見てください。(1)

こちらには「脳内H1受容体占拠率の表」があるのですが、抗ヒスタミン薬は受容体と結合することで効果があらわれるわけで、アレグラはたしかに脳に対するH1受容体占拠率が低くても効果がそこまで望めない、ということになります。

逆に受容体占拠率が高いケトチフェンフマル酸塩(通称ケトチフェン)は効果が高くても、眠くなるということです。

ケトチフェンはたしか第二世代抗ヒスタミン薬だったような気がしたのですが、これでは第一世代抗ヒスタミン薬と変わらない感じですね。

眠くならない抗ヒスタミン薬はアレグラしかない。
ただし、強い効果は望めない。

実際に日本で承認されている抗ヒスタミン薬の中で「自動車等の機械を操縦する場合は注意」されている一覧に含まれていないのはアレグラとクラリチンぐらいしかありませんので、花粉が飛散する季節で病院でやたらと処方される薬がアレグラ(フェキソフェナジン)ばかりなのはそういうことになります。

もし、アレグラを飲んでいて、

「先生、あの薬飲んでもくしゃみや鼻水が全然止まりません。」

というと、アレジオンやアレロック、それよりも強い薬を求めると、ジルテックやザジテンが処方されるというわけです。

ところが、先ほども申し上げた通り、強い薬になればなるほど眠気が強くなるわけで、この眠気をどうしたら良いのか?ということになると、「興奮剤が添付された抗ヒスタミン薬を試してみる」のもありかと思います。

興奮剤が添付された抗ヒスタミン薬は昔からあり、第二類医薬品としても流通しているものもたくさんありますので、ドラッグストアで簡単に手に入ります。

たとえば「鼻炎薬Aクニヒロ」という薬に使われている抗ヒスタミン薬は、d-クロルフェニラミンマレイン酸塩は「ポララミン」という第一世代抗ヒスタミン薬と同等の成分になります。

即効性が高く、当然眠気も発生しやすいのですが、代わりに塩酸プソイドエフェドリンが添加されているため、興奮作用で眠気を防ぐという役割があります。

こういった鼻炎薬にエフェドリンのような興奮剤が含まれているのは昔の薬ではよくあったもので、スポーツ選手が試合前に風邪薬や鼻炎薬を飲んではいけないというのも、ほとんどの風邪薬や鼻炎薬にこのエフェドリンが添加されているからなんですね。
(エフェドリンの興奮作用はドーピング検査にひっかかります。)

また、漢方薬にもエフェドリンと同等の効果がある生薬があります。

麻黄(マオウ)。

この生薬が含まれている漢方薬は、エフェドリンと同じ興奮作用が含まれていることになります。

事実、漢方薬でも風邪や鼻炎の症状があるときにはこの麻黄が使われます。

ただし麻黄はヒトの体質により合わないこともあります。

麻黄は血液循環を早めたりするので、高血圧、心疾患、動脈硬化、脳卒中などの疑い、もしくは疾患を抱えている場合は処方できません。

処方薬と漢方の飲み合わせは、薬局にいる薬剤師にたずねれば問題ありません。

ぼくは、

「すみません風邪で鼻炎がひどいですが、この処方薬とこれって一緒に飲んでも平気ですか?」

と葛根湯加川キュウ辛夷と小青竜湯の箱を薬剤師に見せました。

その時に飲んでいたのはアレグラだったので、効果がうすいということ、体力的に問題ないということから、べつに問題なしと言われました。

他にも、花粉症の薬を飲んでいてカフェインが入ったコーヒーが好きだから、コーラは大丈夫か、ということも処方薬をだしてくれた薬局にたずねましたが、

「あまりオススメはしませんが、死に直結するわけではありませんので、ご自分の許容範囲内でやってもらえれば大丈夫ですよ。」

ということでした。

薬に興奮剤をまぜるというと、少々危ない感じではありますが、こうやって質問できる場所をもっておけば、それが眠気対策にもつながります。

鼻炎は息苦しかったり、くしゃみが止まらなかったりと、めんどくさいですが、薬とうまく付き合うという方法もあります。

どうぞよしなに。

慢性鼻炎はチクナインで治るのか?

小林製薬で販売されている薬にチクナインというものがあります。

蓄膿症(副鼻腔炎)に効果があるという薬で、もとは漢方薬であるものをチクナインとして販売しています。

漢方薬はいろんな生薬を配合することで名前が変わってきます。

辛夷清肺湯。

これがチクナインの元の名前になります。

チクナインの生薬について

チクナインは、石膏、麦門冬、黄芩、山梔子、知母、百合、辛夷、枇杷葉、升麻の9種類の生薬によって成り立っています。

その中でも「辛夷」という生薬は、炎症、鼻炎、蓄膿症に効果が高いとされており、他にも葛根湯加川キュウ辛夷というものがありますが、葛根湯加川キュウ辛夷に配合されている「麻黄」という生薬は、ドーピング検査にひっかる成分であり、スポーツ選手の間では禁止されています。

麻黄の成分であるエフェドリンは、市販の風邪薬にも配合されているため、スポーツ選手の間では試合前に風邪薬を飲んではいけないという話は有名かと思いますが、いかがでしょうか?

辛夷が配合されている漢方は、この2つぐらいなもので、漢方を処方する病院の場合は、どちらかを選択するのかと思います。

患者さんに麻黄が処方できない場合は、必然的に辛夷清肺湯になるというわけなんですね。

ただ漢方薬は生薬の種類が多すぎると個々の生薬の効果が薄まるため、「治らなかった。」ということが起きます。

逆に生薬の種類が少なければ、効果が強くなる反面、副作用が起きやすくなると言われています。

どちらが正しいとは言い切れませんが、チクナイン(辛夷清肺湯)を試してみてダメならば、他の漢方薬を試す、もしくは自分用にブレンドしてもらうと考えたほうが妥当でしょう。

とりあえず、「チクナインを試しても効果が無かった。」「でも悪い噂はない。」「他の風邪薬と併用できることもある。」というのは納得できるのかと思います。

蓄膿症に効果がある漢方薬には他にどんなものがあるのか?

漢方薬には抗菌作用があると言われています。

具体的な生薬をあげますと、蒼朮(ソウジュツ)、黄連(オウレン)、牡丹皮(ボタンピ)、金銀花(キンギンカ)など30種類ほどの生薬に抗菌作用があることが確認されています。

つまり、こういった生薬を使って漢方薬を作れば、蓄膿症に有効な抗菌薬も作れそうな気がするのですが、元々漢方には抗菌の概念が無いので、抗菌作用はあるけど商品化に至っていないというのが現状のようです。

もっとも、辛夷清肺湯もそうなのですが、抗菌薬と一緒に服用できることもあるので、あえて漢方で抗菌する必要がないのかもしれませんね。

ただ、鼻炎の薬というとどうしても対処療法薬しか存在せず、蓄膿症も抗菌薬以外は服用を止めると再発することもあります。

そういう意味では、処方薬の1つとして、漢方薬に注目が集まっていますので、蓄膿症の場合には辛夷清肺湯(チクナイン)以外にどんな漢方薬があるのかをまとめてみました。

・葛根湯加川キュウ辛夷
強い蓄膿症や鼻づまりを緩和させる力がある。当方も試しており、辛夷清肺湯(チクナイン)よりもこちらをお勧めしたい。
ただし、麻黄(エフェドリン)が配合されているので、使う場合には薬剤師に聞いてからの方が望ましい。

・荊芥連翹湯
辛夷清肺湯と同等の効果がある漢方薬。当方は試していないが、体を冷やす効果があるので冷え性に悩むヒトは避けたほうがいい。
扁桃炎や鼻腔の炎症がひどい方に使うと効果が高いと言われている。

・麻黄附子細辛湯
生薬が少ないため、即効性が高く、風邪のひきはじめに飲むと治りが早い。体温を上昇させる効果あるため、女性や高齢者に処方するケースが高い。ただし、麻黄(エフェドリン)が配合されているので、使う場合には薬剤師に聞いてからの方が望ましい。

注意すべきことは麻黄(エフェドリン)が入っていると、人によっては使ってはいけないということです。

エフェドリンはドーピング検査にひっかかる成分ですが、一般の方でも交感神経を刺激して心臓や血管に負担をかけてしまうことがあります。

心臓病、高血圧、脳卒中など、循環器系の病気を持つ方は避けたほうが無難でしょう。

まとめ

チクナインに効果があるのかどうかは、個人差もあるので使ってみないと分かりませんが、もし他の薬を試すなら、漢方にこだわる必要はないかと思います。

漢方はヒトの体質に合わせて処方する薬なので、場合によっては毒に変わることもあります。

たとえば、牡丹皮(ボタンピ)という生薬には早産、流産の可能性が高くなるため、妊婦の方にはお勧めできません。

麻黄も循環器系の病気がある人には不向きですし、女性と男性では体温に差がありますので、使う生薬が全然違います。

もし漢方薬を試すのであれば、漢方に詳しい薬剤師と話すことをお勧めします。

慢性鼻炎に点鼻薬は有効か?

慢性鼻炎になると、点鼻薬の効果はほぼ無いと考えてもいいでしょう。

今まで数多くの点鼻薬を試されて、それで新しい点鼻薬をお探しだとしたら、点鼻薬は気休めでしかありません。

まずは、どんな点鼻薬であったとしてもステロイド点鼻薬しかお勧めできません。

いろんな理由を含めまして、慢性鼻炎と点鼻薬の関係をまとめてみました。

市販薬はコンタックの鼻炎スプレーが有効!

市販薬の鼻炎スプレーの特徴として、ほぼ必ず血管収縮剤というものが添加されています。

この血管収縮剤は、ひどい鼻づまりを無くし、鼻腔の空気の通り道を確保してくれるという、優れた効果があります。

ところが、なんども使いすぎると、腫れがバネのように元に戻ってしまい、その後、血管収縮剤でなんとかしようとしても治らなくなってしまいます。

たいてい困り果てて耳鼻咽喉科に相談すると、ほぼ確実に、

「それは君が悪いよ!すぐに血管収縮剤を止めて、ステロイド点鼻薬にしなさい!」

と怒られます。

ですので、血管収縮剤が入った点鼻薬は充分に気をつけてくださいね。

成分表に、ナファゾリン、テトラヒドロゾリン、という「ゾリン」と書かれたもの確実に血管収縮剤になります。

それ以外にもあるようですが、とくにこの成分には注意してください。

他にどんなものがあるの?

病院ではほぼ確実にステロイド点鼻薬が処方されます。

アラミスト、ナゾネックなどが主流かと思いますが、今後も副作用が少ないステロイド点鼻薬は耳鼻咽喉科で処方される点鼻薬として王道になるでしょう。

変わりものですが、「ザジテンAL鼻炎スプレー」というものは血管収縮剤が使われていません。

ステロイドに関しても記載がないので、おそらく入っていないのかと思いますが、個人的にはそこまでの効果が無かったような気がします。

ただ、他の点鼻薬に比べて少々高いので、効果があるのか?と思い試したのですが、2週間ぐらい使って、結局、耳鼻咽喉科でステロイド点鼻薬をもらってきた記憶があります。

もちろん、体質もありますから、機会があれば試してみてくださいね。

点鼻薬では治らない!?

点鼻薬で症状が緩和されるものの、再発したというケースはよくあります。

ぼくも長年ステロイド点鼻薬を使っていて、医師から、

「あまり薬漬けもよくないから、少し薬をお休みしましょうか?」

と言われたこともありました。

結局、再発してしまい、どうしたら良いのか困ったところ、鼻うがいで症状が緩和されたこともありました。

その後、鼻うがいにはまり、このサイトでも鼻うがいを積極的に勧めていましたが、前頭洞に巨大な鼻茸を作ってしまい、手術後鼻うがいも止めました。

それからまた悩み、新型の空気洗浄機を購入し現在に至ります。

なんでステロイド点鼻薬ではダメなのか?と言いますと、基本的に鼻は異物が入ってきたら、鼻水やくしゃみで外に出そうと生理現象が働きます。

ステロイド点鼻薬はそれをおさえる対処療法薬でしかありません。
(血管収縮剤を含めて、他の点鼻薬も対処療法薬になります。)

鼻にステロイド点鼻薬を噴射しても、時間が経過すると効果が薄くなり、とにかくゴミを外へ外へと出そうとします。

鼻からゴミを出す生理現象は当たり前のことですから、その行為を薬で押さえ込むよりも、鼻うがいで洗い流すことも1つの答えかと思います。

ただ鼻うがいは、鼻に水(生理食塩水)を入れるので、間違って水が逆流すると、耳に入って中耳炎になったり、ぼくのように副鼻腔に入って鼻茸を作ってしまったり、これはあるのかどうか分かりませんが、気管支炎になることも考えられます。

ですから、よく鼻をかみ、その後は空気中のゴミが少ない場所を作ってやって鼻を休ませてやることが大切なのです。

そのために空気洗浄機が大事なんですね。

最終的には薬を止めること。

アレルギーは年々増加傾向にあるため、今後も花粉症やハウスダストによるアレルギー性鼻炎に悩む方が増えていくかと思います。

ぼくたちの体は、病原菌や異物が入り込むと攻撃をするという仕組みがあり、これらの細胞のおかげで体を健康に保ってくれるということがあります。

ところが病原菌よりも異物(アレルギーのこと)に感じやすい体質になっており、風邪になりやすく花粉症にもなりやすい体質に変化してしまっているんですね。

25年以上続く慢性鼻炎の悩みを解決できたものはぼくにしてみたら大きなものでした。

一度、アレルギーになってしまった抗体を取り除くことは不可能ですが、激しいくしゃみや鼻水、鼻づまりを考えるとするのなら、今後大きな力になるのかと思います。

詳しくはコチラ

慢性鼻炎は市販薬で効果があるのか?

慢性鼻炎全般(アレルギー性鼻炎、蓄膿症、鼻茸、血管運動性鼻炎など)に言えることですが、現段階では確実に治療できる薬はほぼないと考えていいでしょうね。

その中でももっとも効果が高い薬になりますと、ステロイド点鼻薬になりますが、ドラッグストアや薬局では販売されていません。

ステロイド点鼻薬は、副作用が少ないので病院で処方される薬の中では定番中の定番の点鼻薬ですが、市販薬になるとその数はかなり少なくなります。

中でもコンタックの鼻炎スプレーは市販薬の中で唯一のステロイド点鼻薬になります。

時代が代われば新しいステロイド点鼻薬もでてくるかと思いますが、現在アマゾンでも手軽に手にはいるステロイド点鼻薬は「コンタックの鼻炎スプレー<季節性アレルギー専用>」だけになります。

他のナザール、アルガード、ザジデンなどありますが、迷わず「コンタックの鼻炎スプレー<季節性アレルギー専用>」これを選んでくださいね。

ちなみに、ナザールやアルガードには血管収縮剤という成分が配合されており、使いすぎると鼻の奥が腫れ上がり、空気の通り道を塞いでしまうという性質があります。

即効性が高いので、血管収縮剤が入った鼻炎スプレーを使うヒトが多いのですが、点鼻薬で腫れ上がった鼻づまりは簡単には元に戻らないので、最悪の場合は手術で治すということもありえます。

ですので、「コンタックの鼻炎スプレー<季節性アレルギー専用>」しかないというのは、そういうことなのです。

ちなみにザジデンには血管収縮剤が使われていないようですが、ステロイド成分ではないようですね。

コンタックの鼻炎スプレー<季節性アレルギー専用>ってそんなに良いのか?

「コンタック鼻炎スプレー」と何度も書いていますが、この成分にはベクロメタゾンプロピオン酸エステルという成分が使われています。

この成分は昔あった処方薬の1つである点鼻薬アルロイヤーと同じ成分となります。

本来、病院に行かないと手に入らない鼻炎の薬がこうして身近に手に入るからすごいですね。

細菌の処方薬は、アラミストやナゾネックなどが主流なようですが、基本的になにを使っても同じ薬になります。

ただステロイド点鼻薬を使っていてわかるのかと思いますが、他の点鼻薬に比べて効果が弱いということがあります。

市販の点鼻薬にはたいてい血管収縮剤が使われており、鼻づまりを即効で治す力がありますが、
ステロイド点鼻薬は一週間ぐらい連続して使わないと効果が得られないということがあります。

そんなに効果が遅いのに、なぜステロイド点鼻薬の方がいいのかというと、ステロイド点鼻薬には副作用が少ない、薬剤性肥厚性鼻炎(治りにくい鼻づまり)になりにくいということがあります。

また、ステロイド点鼻薬には、治りにくい血管運動性鼻炎にも効果があるとも言われ、これを試しても鼻炎が治らないようであれば、医師に相談しても治療が難しいと考えてもいいでしょうね。

なんで<季節性アレルギー専用>なのか?

花粉症は季節的なものがありますので、そういうニーズに答えるために季節性アレルギー専用として売っているのかもしれません。

ですが、アルロイヤーを処方された時は、春夏秋冬変わらず処方されたことがあったので、季節性と限定しなくても大丈夫でしょう。

どのみち点鼻薬に関してはコンタック鼻炎スプレー以外、勧めるものがありませんので、まずこちらを試してみてくださいね。

他にどんな薬があるの?

漢方薬ではチクナインがあります。

蓄膿症がひどい時に、薬剤師さんから勧められた市販薬ですが、効果は大したものではなかったですね。

蓄膿症の痛みはハンパじゃありませんから、抗菌薬をしっかり服用し、ロキソニンを飲んだ方がいいでしょうね。

痛み止めのロキソニンは身近に手に入るので常備カバンなどに入れておき、蓄膿症でどうしても痛い時は、早めに飲んでおいた方が良いでしょう。

他にもイブクイックも同様の効果が得られます。

ちなみに、耳鼻咽喉科の医師に直接きいたのですが、

「処方薬でしか手に入らないカロナールという薬がありますが、これってロキソニンより効果が高いんですか?」

ときいたら、

「どっちもどっちじゃないかな?好みの問題だと思うよ。どっちにする?」

という感じでしたので、痛み止めはこの辺りを選んでおけば間違いありません。

ただ、服用し過ぎると、胃の粘膜を荒らすので、食欲不振に陥ることがあります。

鼻炎の痛み止めが処方されると、ほぼ必ず「レパミド錠」という胃の粘膜を保護する胃腸薬も処方されます。

ロキソニンを飲んでいて、食欲不振に陥った場合は、薬の副作用がきていますので注意してくださいね。

慢性鼻炎の薬のランキングを信用してはいけない理由とは?

将来的にズルズルと流れる鼻水を止める薬ができるのかもしれませんが、
基本的に鼻炎の薬は対処療法薬しかありません。

そのため一時的に効果があるものの、薬を止めれば再発してしまいます。

まずはザックリと種類をまとめてみたので、そちらをごらんください。

・点鼻薬
血管収縮剤とステロイド剤の二種類に分かれる。
血管収縮剤は鼻づまりに効果があるが使いすぎると肥厚慢性鼻炎になり、
もどらなくなってしまう。
ステロイド剤は副作用が少なくて、病院でよく処方される。
薬局やドラッグストアでは個人に小売していないケースが高い。
例外として「コンタックス鼻炎スプレー」だけは、個人に小売されているなかで唯一のステロイド剤。
鼻づまり、鼻炎、鼻茸にも効果があるが、止めると再発。

・抗菌薬
蓄膿症(副鼻腔炎)になると、まず処方されるのがこの薬。
抗菌薬は薬局やドラッグストアでは個人に小売していない。
漢方薬では辛夷清肺湯が効果あると言われ、チクナインが売られている。
(当方、何度か試したが効果なし。)
処方薬ではクラリスロマイシンがある。(こちらは効果が無い。)
クラリスよりも強い薬を望むと、ジェニナックなどの強い薬が手に入るが、
薬事法の関係上、一週間から10日分ぐらいしかわたされない。
薬を途中で止めると再発するので、症状がひどく平日から土日、病院通いができないヒトは治すのに苦労する。

・抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬
花粉症などのアレルギー症状がある方に有効の薬。
強い薬を服用すると眠気におそわれるので、注意が必要。
効果が薄い薬は眠気も少なくなる傾向があり、アレグラ(フェキソフェナジン)の場合は治りは限定的。
どの薬を飲んでも治らない方は、まず治らないと思ってくれてヨシ。
小売では鼻炎薬A「クニヒロ」がクロルフェニラミンマレインという強い成分を含んでいるので、これを飲んでも効果が無ければ鼻うがいや空気洗浄機などでやり過ごし、ステロイド鼻炎スプレーを使いながら季節がすぎるのを待つしか無い。

・痛み止め
ロキソニン、カロナールなどがあり、蓄膿症で痛む箇所を和らげる効果がある。
慢性的な蓄膿症や鼻茸などに苦しめられると、どの薬も効果がないので、痛みだけでも和らげようと思い、よくお世話になる。

・その他の補助薬
抗菌薬を飲み過ぎると、下痢や便秘、腹痛になりやすくなる。
そのため、整腸剤(ビオフェルミンなど)を処方されることがある。
ロキソニンなどの痛み止めを服用すると、胃の粘膜が弱るため、レパミドという薬が処方されることがある。

大きく分けてこれだけの種類があり、その中でメーカーによりいろんな種類売られています。

薬のランキングサイトは、もっと特定して「〇〇社の〇〇薬」という言い方をし、
アマゾンなどの販売サイトにジャンプするようになっていませんか?

とくに処方薬は小売りされていないため、まずランキンサイトではお目にかからないでしょうね。

そうなると、ランキングサイトは完全なものではないのかもしれません。

慢性鼻炎による鼻水を止める薬は?

鼻汁を止める薬を紹介します。

・抗ヒスタミン薬
くしゃみと鼻汁に効果がある、いわゆる「花粉症の薬」です。
症状を治すのではなく症状を抑える薬で、持続性は半日から1日程度です。
効果が無くなると再発します。
薬の種類がとても多く、効果が強くなれば眠くなります。

・抗ロイコトリエン薬
鼻づまりに効果的な錠剤として処方する医師もいますが、
鼻汁やくしゃみにも効果的で、第二世代抗ヒスタミン薬より
優れていると言われています。
オノンやキプレスという処方薬で知りましたが、
市販薬では無かったような気がします。

・マクロライド抗生物質
慢性的な副鼻腔炎治療に使われる薬です。
3ヶ月以上服用しないと治らないと言われています。

・抗菌薬
急性副鼻腔炎の時に処方される、全ての細菌を滅菌する薬です。
善玉菌も滅菌してしまいますので、下痢を起こす場合もあります。
黄色い鼻汁に効果的です。

・抗コリン薬
水のような鼻汁の粘度を高めて止める薬です。
成分表には抗コリン成分もしくは、
ベラドンナ総アルカロイドと書かれています。
即効性がありますが、持続性が短いので
1日に3~4回服用しないと効果が望めません。

どの薬も即効性があるかわりに持続性が無いものが多いのが特徴です。

また鼻汁は、環境により過敏に反応する場合があります。
寒かったり、暑かったり、埃っぽい所だったり。
辛い物などの刺激が強い食べ物も、一時的に鼻汁が止まらなくなることもあります。

空気清浄機がある部屋にいると症状が和らぐこともあります。

慢性鼻炎による蓄膿症にチクナインは有効ですか?

チクナインは小林製薬から販売している漢方薬です。

辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ)という
漢方薬をベースに作られています。

「辛夷清肺湯」は
鼻の奥が熱くて頭痛がある場合によく効き、
症状や人の体質により効果の差があると
記載されていました。

私もチクナインを飲んでみましたが、
特に何も変化はありませんでした。

もっともチクナインを試す人は難治性の慢性副鼻腔炎で、
私の様に耳鼻咽喉科の処方薬で中々治らない時に、
初めて試す方が多いようです。

当然、中々治らなくてチクナインを試すので、
「チクナイン試してみたけど治らない。」
という人も沢山います。

それではチクナインでは副鼻腔炎は治らないのか?と疑問に思い、
しばらくチクナインの体験談ばかり読んで分かった事がありました。

チクナインで症状が和らいだという体験談が多かったのですが、
完治はしていないようでした。

しかし、漢方薬は抗生物質よりも効果的だったという事例も多くあります。

病院でも内科や外科と同じように漢方薬を専門に扱う「漢方外来」や、
「漢方内科」という名称の診療科も多く存在します。

そういう場所なら保険適用もできるので自己負担が少なくすみます。

もしかしたら、チクナインより効果的な薬が見つかるかもしれません。

ハーブはアレルギー鼻炎に効果的ですか?

アレルギー性鼻炎にはカモミールやミント、
フェンネルが効果的だと言われていますが、
実際にはあまり効果がありません。

一ヶ月ぐらい飲まないと分からないのでは?とも言われていますが、
漢方薬でも一週間~二週間程度で効果を実感できるというので、
ハーブの効果が無ければ違う方法をおすすめします。

しかし、実際効果的なハーブもあります。

それはシソの葉です。

シソにはルテリオンという成分があり、
これがヒスタミンやロイコトリエンを抑制する効果があります。

最も抗生物質ではないので効果はあまり期待できませんが、
副作用が無く栄養素も高いのでお茶と同じように習慣で
毎日10枚ほど刻んで食べると効果的だと言われています。

私はフードプロセッサでグシャグシャにして
醤油をかけて食べています。

ただやる前よりは鼻汁が無くなったのかな?という程度です。

他にもリコリス(漢方では甘草)はアレルギー作用を抑制する効果あるようですが、
全く効果はありませんでした。

今のところシソ一だけ朝晩、生で食べています。

シソはガーデニング屋やディスカウントショップで苗が売っています。

冬が越せないのが難点ですが、
春先に植えておいて秋までプチプチ取れるので、
庭があるなら植えておきましょう。

慢性鼻炎による後鼻漏に漢方薬は?

まず後鼻漏に有効だと言われている漢方の情報から考えてみましょう。

後鼻漏に有効だとされている漢方は以下の3つです。

1.小青竜湯
風邪のような初期症状に有効。

2.辛夷清肺湯(チクナインなど)
粘り気のある鼻汁に有効。

3.葛根湯加川キュウ辛夷
上の1と2の中間的な漢方。
胃腸が弱い人は食欲が落ちることも。

では、3種類の中で効果があるのは?と言いますと、
3番の葛根湯加川キュウ辛夷になります。

と、これはどこのサイトでも書かれている情報です。

しかし、1つ疑問が浮かびあがりました。

粘り気のある鼻汁には、清熱薬が有効だと書かれており、
そのために石膏、知母、黄ゴン、山梔子のような生薬が含まれているのです。

もし、体を冷やしていったらどうなるのでしょうか?

その場合、交感神経が優勢となり、
白血球が増殖してウィルスや悪玉菌を貪食して膿を作っていきます。

これが汚い粘り気のある鼻水をつくり、
ノドに張り付いてしまうのです。

2~3の漢方は、体温が高めで、
いつも怒りっぽくて、イライラしていたり、
暑がりな人に対して有効なのでしょう。

服用しても治らない場合、
このような間違った処方をしていたからかもしれません。

では、寒がりで痩せ形の体質の人には、
どれが有効なのかといいますと、

小青竜湯になります。

こちらは麻黄という体を温める生薬が入っています。

麻黄は興奮剤なので、あまり常用しない方が
体に負担がかかりません。

少し不快感が無くなったら、服用をやめて、
根菜類やショウガなどの食材で体を温めていけば
副交感神経が優勢となり、後鼻漏がさらに改善していきます。

慢性鼻炎による副鼻腔炎(蓄膿症)を改善するための漢方薬は?

耳鼻咽喉科の抗生物質で治らないなら、
漢方薬を視野に入れる方もいらっしゃいますが、
漢方は抗生物質と同じように副作用があります。

漢方の副作用をネットで調べると
吐き気、発熱、食欲不振などがあり、
安易に服用すると、症状を悪化させることもあります。

副鼻腔炎で後鼻漏になった時、
あまりにも辛く症状を治したいと思い、
地元の漢方屋さんに行きました。

漢方薬は人の体質により処方する生薬が違ってきますので、
同じ症状でも処方薬が違ってくることがあります。

例えば同じ蓄膿症でも漢方は気から病があるという考えがあり、
気や血の流れにより症状を引き起こす、
いわゆる精神的な病を治す処方をする場合もあるそうです。

私の場合、集中力低下や食欲不振の兆候があるようで、
「補中益気湯」や「当帰四逆湯」など食欲不振や血流を高め
体の免疫力をアップさせる事で副鼻腔炎に効果的だと言われました。

とりあえず食欲は普通の人よりはあったので、
他の即効性がある漢方はないですか?と聞いたところ、
「葛根湯加川キュウ辛夷」というものを作ってもらいました。

ノドに異物が張り付いたような違和感が無くなり、
効いている感じがありましたが、
食事をすると吐きそうで気持ち悪くなりました。

10日分で3000円程度です。