鼻炎の対策についてまとめてみた。

「鼻炎の治し方」とは別に、「対策」についてもまとめてみました。

基本的に鼻水が出る理由は、

1.ゴミなどの異物が鼻に入っている。(アレルギー系も含む。)
2.風邪かなにかしらの病気を抱えている。
3.気温が適切ではない。
4.湿度が適切ではない。
5.妊娠、高齢、自律神経の乱れ、ストレス、といったものがある。

ということになります。

まず、1と2はアレルギー性鼻炎や蓄膿症に関連するものなので、ある程度鼻の病気に悩む方には理解してくださるかと思いますが、3と4が不思議に思えませんか?

ぼくは年がら年中鼻水を垂れ流していたので、そもそもこの答えを出すまで随分時間がかかったのですが、考えてみても極度に冷え込むと鼻が凍ってしまうということが考えられます。

動物は物事が起きる前に予測して行動するというのは難しいですし、鼻が冷え込んで凍ってしまうなんてことは想定できないでしょう。

でも、どんなに寒くても常に鼻を動かし、体液である鼻水を放出し続ければ、鼻だけが冷えてしまうということはありません。

また、鼻水のようにネバネバとしたものは「ゲルパッドの液」にもよく似ています。

鼻水には保温性がある、つまり意味があって流れているというわけです。

次に湿度に関して。

ここで、

「鼻水と湿度って関係ないんじゃないの?」

と思う方は一度、鼻うがいをしっかりやった状態を思い出してください。鼻うがいをやったことがない方は今やってみてくださいね。

それで鼻うがいをやると、スカッとする爽快感とは別に、大きい深呼吸を繰り返すと咳き込んでしまう方もいませんか?

じつは鼻が空気を取り入れる時に、ある程度湿気を与えた空気を体に入れるように調整しているからなんですね。

これとは別に、唾液は鼻水ほど粘り気がなく、すぐ乾いてしまいます。

鼻がつまって口呼吸を繰り返すと、口の中が乾燥して頭がボーっとしてきます。

口からでも酸素は摂取できるのですが、ノドには食物を取り入れる食道へ続く穴と、肺へつながる穴(気管)が時と場合に応じて弁を開け閉めしているわけです。

非常に稀なケースですが、

「飲み込んだガムが気管に入って窒息死した!」
「モチがノドに引っかかって息ができない!」

といったことがあります。

このことからもノドは食べ物を通る道と酸素が通る道は途中まで一緒というわけです。

口呼吸、つまり食べ物を入れようとする時は肺に異物が入らないようにしっかり閉じてしまうから。

そんな状態ならば、少しぐらい酸素が入ったとしてもまともに肺に酸素が供給されない、つまり脳まで酸素がまわらない、つまり頭がボーっとするわけです。

だからこそ鼻から酸素を入れなければいけない、ある程度湿気を含んだ空気じゃないとダメということなんですね。

「5.妊娠、高齢、自律神経の乱れ、ストレス、といったものがある。」に関して

ぼくは女性ではありませんし、40歳にもなっていませんから高齢っていうとそうでもありません。

つまりこの題材について書くことは難しいのですが、鼻水を出す出さないの司令を出す機関は脳ではない、ということはわかっています。

脳は体を動かすための重要な臓器なのですが、脳死状態でも心臓が動くように、脳の司令とは独立して動くものはいくつもあります。

鼻水もその1つで、脳の司令とは独立した自律神経によって決められます。

事実、鼻の奥にある後鼻神経という自律神経を切ってしまうと、ダラダラと水っぽい鼻水が流れる状態を治してしまうこともあります。

後鼻神経は涙を放出するスイッチの役割もあるため、変な切り方をしてしまうと、涙が止まってドライアイになってしまうので、簡単に切ることはできません。

唯一、鼻のクリニック東京やサージセンターではこの後遺症を無くした手術ができるようなので興味があれば調べてみてくださいね。

「それで妊娠、高齢ということは、いろんな臓器が乱れる時、自律神経も乱れる。つまり病気になりやすいということかな?」

そうですね。自律神経が乱れるというよりも、「感覚が鈍くなる」といった方が表現としてはしっくりくるかと思います。

こういった鼻の病気は基本的に薬で治すことは難しく、「血管運動性鼻炎」という慢性鼻炎の1つとしてまとめられています。

薬の中では抗コリン成分という「ベラドンナ総アルカロイド」が効果的と言われており、主に花粉症の薬に含まれています。

一般的なドラッグストアで手に入る薬にも含まれている成分の1つではありますが、飲み過ぎるとアルツハイマーやパーキンソンなどを引き起こす確率が徐々に高くなるとも言われているので、規定量以上は飲まないでくださいね。

以上のことからまとめるとこうなる。

こうして長々と1~5まで書いてみましたが、5は例外としても1と2(1.ゴミなどの異物が鼻に入っている。(アレルギー系も含む。)2.風邪かなにかしらの病気を抱えている。)は空気洗浄機を設置するかしないかでだいぶ違ってきます。

鼻は四六時中、開けっ放しの部位なので、汚い空気が何度も行き来していれば疲れてしまうでしょうね。

たまにはそんな疲れを癒やすように空気洗浄機の設置をオススメします。

もう1つはあればいいのですが、家庭用ネブライザーの用意。

本来ならば「鼻うがい」を勧めたいのですが、鼻うがいを習慣化してからしばらくした時に、大きな鼻茸を作ってしまいました。

鼻茸は抗ヒスタミン薬や抗菌薬、それからステロイド点鼻薬などが治療薬になりますが、これらは決して鼻茸を治療するために作られた薬ではなく、ヒトにより効果がある時もあるということです。

つまり鼻茸そのものを治療する薬は現在のところ存在せず、切除手術で切り落とす、場合によっては全身麻酔が必要になるぐらい大掛かりな手術にもなります。

僕のように大きな鼻茸を作ってしまうという症状は非常に稀なケースで、頻繁に聞く話ですと、鼻に入った水が耳に流れてしまい、中耳炎を起こしてしまうということです。

こういった症状が発生してしまうのも、鼻うがいのやり方に問題があり、鼻に水を流し入れるため、間違って副鼻腔や耳に入ってしまうことがあるんですね。

本来入れないような液体を直接流し入れるので、中で腐敗を起こし、菌を増殖させたり、変なデキモノを作ってしまうという話はエビデンスでは中々お目にかかれませんが、身をもって体験した話なので、あえてサイトの記事にさせていただきました。

鼻うがいが使えないとしても、鼻の奥に絡みついた鼻水や、ノドにへばりついた痰はどうにかしたい。

そういうために家庭用ネブライザーが活躍するというわけです。

ぼくは過去に後鼻漏を意地でも治そうと思い、ホットシャワーというものを購入しました。

仕組みとしては生理食塩水を蒸気化して鼻や口から吸い込み、痰や鼻水を出しやすくするといった器具になります。

こういった器具は物によっては薬品を蒸気化して、耳鼻咽喉科にあるようなネブライザーと同等とまでは行かなくてもそれなりの機能を持つものもあります。

ですが、ぼくが言いたいのはそういうハイテク器具の紹介ではなく、効率よく鼻水や痰を出しやすくする器具は絶対に必要ということです。

昔は積極的に鼻うがいを勧めていましたが、時が過ぎればそういったものも悪になります。

同じような効果がありながら、安全に鼻をスッキリさせるのであれば、家庭用ネブライザーは是非もっておくアイテムなのです。

空気洗浄機と家庭用ネブライザー。

現在、そこそこのメーカーの空気洗浄機設置して、ホットシャワーなどの家庭用ネブライザーも合わせて用意するとなると、6万円ぐらいでなんとかなるかと思います。

もし「高い!」とお思いならば、せめて空気洗浄機だけでも設置してください。

コレだけならば、税込みで寝室6畳間で4万円ぐらいになります。

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