鼻炎の治し方をまとめてみた。

鼻炎の治し方は現在、医学的根拠がしっかりしていないものもありながら情報が大変多く、どれを選んでいいのかがハッキリしていないということがあります。

まずは効果がある、なしを含めまして、色々まとめてみました。

鼻炎の治し方(自分でやれる範囲編)

・鼻うがい
耳鼻咽喉科の医師も本で執筆している鼻うがいという治療方法は、元々インドから伝わった方法。
鼻の穴に食塩水(濃度が0.5%以下のもので生理食塩水ともいう。)を流し込み、逆の鼻の穴から水を出す。
水で鼻水をふやかした状態で鼻をビービーかむと、今まで取れなかったような鼻水やハナクソなどが、ゴボッと取れる。
やった後は空気が突き抜けるような爽快感があり、歯磨きと同じように習慣化しているヒトも多い。
花粉症の方がやるとアレルゲンが取り除かれることもあるため、症状が緩和されたりする。

逆に、鼻をかむ時に水が逆流して中耳炎になったり、鼻水が副鼻腔に入って蓄膿症のような痛みを発生させることも。
当方、やりすぎで前頭洞に鼻茸を作り、毎日頭痛に悩まされた。

・吸引器(ホットシャワー、ネブライザーなど)
生理食塩水(濃度が0.5%以下の食塩水)を蒸気に変えて鼻か口から吸い込むことで、鼻炎や風邪、喘息などを治療する器具。
家庭用の器具も販売されており、有名なものだとホットシャワーという商品がある。
後鼻漏に効果的として有名。ただし、去痰がしやすくなることはあるが、後鼻漏そのものを治すものではない。
同様に鼻から蒸気を吸えば鼻水やハナクソが出しやすなる。

当方も昔にホットシャワーを購入した。

使用した感じでは、鼻をかむときに水が逆流して変なところに入ったりする恐れもなく去痰がしやすいということから、鼻うがいよりも安全で効果的な器具と思っている。

なお、メーカーさんにより、薬液を吸引するものもあるので好みで選べばいい。

今のところ薬品の効果は持続性なし。

・お茶
いろんなサイトを読むと花粉症対策にお茶を飲むという広告が頻繁に目撃されることがある。
当方も「ウソだろう?」と思いながら試したこともある。
とくに効果があったのは→コチラ

を選んでいただければいいかと思う。

有名どころでは「べにふうき茶」があり当方も飲んでみたが大した効果は得られなかった。
ところが2005年前後の耳鼻咽喉科系の書類を読むと

実際に400人以上のスギ花粉症の被験者に2シーズン試した結果、飲まない人に比べて明らかに薬の量がが減り、効果がある

と書かれている。

同じく、鼻汁好酸球の量が減少していることも確認できたともあるため、べにふうき茶に関してはよくわからなかったが、お茶と花粉にはなにかしら関係があるのは間違いない。

・乳酸菌サプリ
アレルギーや蓄膿症にヨーグルトが効果的だとか、乳酸菌がアレルギーの症状を緩和させるという話を耳にするようになった。
じつは鼻炎に乳酸菌が効果的という話は1990年代ごろには、ほぼわかっており、海外では身近に乳酸菌サプリを服用していたらしい。
ただし、どれでも効果があるわけではなく、ラクトバチルス属(Lactobacillus)という部類の乳酸菌で何十種類か効果が確認されている。
種類やヒトの体質により、ムラがあるが、その中でも生命力の強い植物性乳酸菌であること、加熱させることでさらに強い効果が望めることなどを考えると、これ以上の乳酸菌サプリを探すのは難しいだろう。→コチラ

もし、自分で鼻炎を治すサプリを探すとなると、結構苦労すると思うので、あえてこちらでオススメしたい。

・空気洗浄機
当たり前の話だが、鼻炎も意味もなく鼻水を垂れ流しにしているわけではない。やはり限りなく空気の汚れを除去すると、くしゃみ、痰、咳、鼻づまり、鼻水を止めることもできる。最近、病院に行くと当たり前のように空気洗浄機が設置されているが、中にはまだ設置していない所もある。耳鼻咽喉科でも設置していない所もあるため、空気洗浄機の力を知っている側としては正直驚く。
空気洗浄機は安い買い物ではないが、生活を改善させるためには欠かせない。
当方、ダイキンのストリーマというものを使っている。

鼻炎の治し方(病院、薬編)

・レーザー療法
病院にいくと、いろんな治療方法を紹介される。その中でも定番なのがレーザー療法になる。鼻水が出てくると思われる箇所をジュージューと焼き細胞を死滅させることで、鼻水を出させないという治療方法。花粉シーズン前になると、レーザー療法を選択する方が多くなる。

・Bスポット療法
後鼻漏に悩む患者さんに勧めることがある療法。ノドから鼻水が出ているということから、直接患部にガーゼで薬を塗りつける。
ノドの奥でグリグリと薬液を塗るため、血が出るし結構痛い。また、何度もやる必要があるうえ、レーザー療法と同じく何もしないと1~2ヶ月程度で再発する。一般的な耳鼻咽喉科では薬物療法が主なので勧められることはまずない。

・抗生物質
・点鼻薬
点鼻薬はステロイド点鼻薬と血管収縮剤点鼻薬の2つにだいたいは分かれる。血管収縮剤はドラッグストアでも売られており、即効性が高い。その代わり、息苦しい鼻づまり(薬剤性鼻炎)にもなりやすなる。ナファゾリンやテトラヒドロゾリンなど、成分表に「ゾリン」と書かれているものは血管収縮剤だと認識してよい。なおステロイド点鼻薬は副作用が少ないため、処方薬としては定番になっている。
・カルボシステイン錠
去痰、痰切り薬としてよく処方される。処方薬を渡されると、「こんなに飲むのか?」と思うぐらいに渡される。
「去痰、痰切り薬」と聞くと、後鼻漏や風邪の方には嬉しい響きではあるが、この薬にそこまでの力は無い。
過去にはムコダインという薬もあり、こちらも大量に処方される。
・フェキソフェナジン錠
抗ヒスタミン薬ではすでにお馴染みとなったアレグラの正式名称がこのフェキソフェナジンになる。眠気が少ないこととして有名ではあるが、じつは効果に関しては非常に弱い部類に入る。抗ヒスタミン薬は効果が強くなれば眠気も強くなり、逆に効果が弱くなれば眠くなくなるという性質がある。
ちなみに抗ヒスタミン薬は何種類か販売されており、その中でも効果が強いものはザジテンやボララミンになる。
ザジテンはアレグラよりも古くから開発された薬ではあるが、その効果はかなり強い。ただし、特異的な副作用でけいれんが起こることもある。
・クラリスロマイシン錠
効果が薄い抗菌薬。蓄膿症を発症した時に処方される。初期の診察で重度な蓄膿症にかかっていると判断されると、ジェニナックのような強い薬が処方される。ただし、クラリスロマイシンより強い薬が処方されると、基本的に一週間分しか渡されない。(薬事法の都合上。)そのため、一週間後必ず診察を受けに行かなければならなくなるので非常にめんどい。
その後、クラリスロマイシンが処方されるようになると2週間分以上、処方してくれることもある。ただし、大した効果が得られないということもある。
・ロキソニン錠
鎮痛剤。ドラッグストアでも手に入る。蓄膿症で痛い時に症状を和らげてくれるので、常備持っておくと安心。処方薬限定ではあるが、カロナールという鎮痛剤もある。どちらも効果は変わらない。好みの問題だという医師もいる。
・ビオフェルミン錠
整腸剤。ビオフェルミンSだとか、Rとか色々ある。抗菌薬を飲むと、下痢や腹痛になるので「これも一緒に」と渡される。
・レパミド錠
鎮痛剤を使うと胃を荒らしてしまい、食欲不振に陥ることもある。そのため、鎮痛剤と一緒にすすめられるのがこの薬。

・漢方薬
・辛夷清肺湯
チクナインでお馴染みの辛夷清肺湯。蓄膿症に効果的と言われ、配合生薬が9種類とやや多めなのか、「効果が無かった」という声もある。
じつは漢方薬も飲み合わせや、食前にいきなり飲んだりすると副作用が起きる。抗生物質にくらべて自然の生薬を使っているから安心というわけではない。
・葛根湯加川キュウ辛夷
辛夷清肺湯と同じく、蓄膿症に効果がある「辛夷」という生薬が配合されている。
ただ、こちらはドーピング検査にひっかるエフェドリン(麻黄という生薬)が配合されているので、高血圧や心臓病のヒトに使えるかは怪しい。

鼻炎の治し方 まとめ

こうして今思い浮かんだだけでも結構な治療方法があります。他にも外科手術で鼻水を止めるなどの話もありますが、一般的で今すぐやれる治療方法というと、こんなところでしょうか。

ただ、どうしても苦しい時は、やはりお茶が効いた感はあります。

万が一の時に常備しておくのもありでしょうね。→コチラ

2018年1月13日 鼻炎の治し方をまとめてみた。 はコメントを受け付けていません。 慢性鼻炎