慢性鼻炎は市販薬で効果があるのか?

慢性鼻炎全般(アレルギー性鼻炎、蓄膿症、鼻茸、血管運動性鼻炎など)に言えることですが、現段階では確実に治療できる薬はほぼないと考えていいでしょうね。

その中でももっとも効果が高い薬になりますと、ステロイド点鼻薬になりますが、ドラッグストアや薬局では販売されていません。

ステロイド点鼻薬は、副作用が少ないので病院で処方される薬の中では定番中の定番の点鼻薬ですが、市販薬になるとその数はかなり少なくなります。

中でもコンタックの鼻炎スプレーは市販薬の中で唯一のステロイド点鼻薬になります。

時代が代われば新しいステロイド点鼻薬もでてくるかと思いますが、現在アマゾンでも手軽に手にはいるステロイド点鼻薬は「コンタックの鼻炎スプレー<季節性アレルギー専用>」だけになります。

他のナザール、アルガード、ザジデンなどありますが、迷わず「コンタックの鼻炎スプレー<季節性アレルギー専用>」これを選んでくださいね。

ちなみに、ナザールやアルガードには血管収縮剤という成分が配合されており、使いすぎると鼻の奥が腫れ上がり、空気の通り道を塞いでしまうという性質があります。

即効性が高いので、血管収縮剤が入った鼻炎スプレーを使うヒトが多いのですが、点鼻薬で腫れ上がった鼻づまりは簡単には元に戻らないので、最悪の場合は手術で治すということもありえます。

ですので、「コンタックの鼻炎スプレー<季節性アレルギー専用>」しかないというのは、そういうことなのです。

ちなみにザジデンには血管収縮剤が使われていないようですが、ステロイド成分ではないようですね。

コンタックの鼻炎スプレー<季節性アレルギー専用>ってそんなに良いのか?

「コンタック鼻炎スプレー」と何度も書いていますが、この成分にはベクロメタゾンプロピオン酸エステルという成分が使われています。

この成分は昔あった処方薬の1つである点鼻薬アルロイヤーと同じ成分となります。

本来、病院に行かないと手に入らない鼻炎の薬がこうして身近に手に入るからすごいですね。

細菌の処方薬は、アラミストやナゾネックなどが主流なようですが、基本的になにを使っても同じ薬になります。

ただステロイド点鼻薬を使っていてわかるのかと思いますが、他の点鼻薬に比べて効果が弱いということがあります。

市販の点鼻薬にはたいてい血管収縮剤が使われており、鼻づまりを即効で治す力がありますが、
ステロイド点鼻薬は一週間ぐらい連続して使わないと効果が得られないということがあります。

そんなに効果が遅いのに、なぜステロイド点鼻薬の方がいいのかというと、ステロイド点鼻薬には副作用が少ない、薬剤性肥厚性鼻炎(治りにくい鼻づまり)になりにくいということがあります。

また、ステロイド点鼻薬には、治りにくい血管運動性鼻炎にも効果があるとも言われ、これを試しても鼻炎が治らないようであれば、医師に相談しても治療が難しいと考えてもいいでしょうね。

なんで<季節性アレルギー専用>なのか?

花粉症は季節的なものがありますので、そういうニーズに答えるために季節性アレルギー専用として売っているのかもしれません。

ですが、アルロイヤーを処方された時は、春夏秋冬変わらず処方されたことがあったので、季節性と限定しなくても大丈夫でしょう。

どのみち点鼻薬に関してはコンタック鼻炎スプレー以外、勧めるものがありませんので、まずこちらを試してみてくださいね。

他にどんな薬があるの?

漢方薬ではチクナインがあります。

蓄膿症がひどい時に、薬剤師さんから勧められた市販薬ですが、効果は大したものではなかったですね。

蓄膿症の痛みはハンパじゃありませんから、抗菌薬をしっかり服用し、ロキソニンを飲んだ方がいいでしょうね。

痛み止めのロキソニンは身近に手に入るので常備カバンなどに入れておき、蓄膿症でどうしても痛い時は、早めに飲んでおいた方が良いでしょう。

他にもイブクイックも同様の効果が得られます。

ちなみに、耳鼻咽喉科の医師に直接きいたのですが、

「処方薬でしか手に入らないカロナールという薬がありますが、これってロキソニンより効果が高いんですか?」

ときいたら、

「どっちもどっちじゃないかな?好みの問題だと思うよ。どっちにする?」

という感じでしたので、痛み止めはこの辺りを選んでおけば間違いありません。

ただ、服用し過ぎると、胃の粘膜を荒らすので、食欲不振に陥ることがあります。

鼻炎の痛み止めが処方されると、ほぼ必ず「レパミド錠」という胃の粘膜を保護する胃腸薬も処方されます。

ロキソニンを飲んでいて、食欲不振に陥った場合は、薬の副作用がきていますので注意してくださいね。